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相円寺

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相円寺

宗派 曹洞宗

名称 宝珠山 相円寺(ほうじゅさん そうえんじ)

住所 新発田市中央町2−2−5

本尊 釈迦牟尼仏

開山 鳳質伊察大和尚

寺宝 本尊釈迦牟尼仏像、千手観世音菩薩像

教化事業 読経会、観音講

由緒沿革

今より四百数十年前福勝寺託明寺が両寺の中間にある千五百坪の土地を「おれのものでない」と争いをなし、負けた福勝寺はそこへ千手観世音菩薩を本尊とし福勝寺五世鳳質伊察大和尚を開山として宝珠庵を設立した。時に天文十一年(1542)八月二十八日であった。設立者二世領山玄察大和尚は庵を昇格して釈迦牟仏を本尊とし宝珠山相円寺と号するに至った。千手観世音菩薩は別のお堂に奉祀し、その後蒲原第二十五番の札所に指定された。
安政四年(1857)九月四日、当山より出火、両隣の福勝寺託明寺三カ寺を焼失した。明治六年(1873)九月、大手町五丁目にあった真言宗宝積院(溝ロ公の祈祷寺で廃藩置県により聖篭町諏訪山観音寺へ合寺)の伽藍を買い取り移築したのが従前の本堂である。
昭和四十一年(1966)庫裡を、翌四十二年新潟地震で傾いた観音堂を改修再建した。
さらに、現住職が本堂庫裡を全面改築し、面目を一新、今日に至っている。

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